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アイラインカスタム [イカリング]

車なんかでは標準装備も珍しくない「ヘッドライト・ラインイルミネーション」とか呼ばれている

ライン発光する帯状のデイライト。

私は YZF-R25 のヘッドライトユニット内に装備したくて2015年の年末にこのカスタムを行いました。


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適当にアイラインなんて名付けてカスタムしたあの時から1年6ヶ月が経過しました。

プロジェクターの方は購入後まもなく行ったカスタムだったので2年が経ちました。

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もはや私にはアイラインが無いこの顔は違和感を感じてしまいます。

ご存知かもしれませんが、よほどの悪天候でない限り毎日 往復70kmの通勤に使っている車両です。

フロント廻りのフレームは実はかなりサビが出ちゃってたりしてるけど、プロジェクターやアイラインに致命的な故障は1度もありません。

それでもよく見てみるとヘッドライト・ユニット内部には小さなゴミが侵入してるし、プロジェクターレンズは若干のクモリが見える気がする。ヘッドライトカスタム直後の写真と比較すると光量が減っている気がします。

オーナーにしかわからない変化なのかもしれないのですが非常に気になります。

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致命傷な故障は無いのですが、1点だけ気になることがあるのです。実は光軸の調整が出来なくなってます。

ライトの照射位置をもう少し遠くを照らすように変更しようとアジャスティングボルトを回してみたのですけど全く変化が無いのです。

間違いなくリフレクターが破損してます。リフレクターはプラスチック製でメッキが施してあります。樹脂なので強度はあまりありません。

光軸調整はアジャスティングボルトを介して、リフレクターの裏側に固定されたナット付きの金物を前後に動かすことで行います。

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私が使用している外径が120mmもある大型のプロジェクターを装備するには樹脂製のリフレクターを削り込んでヘッドライトユニット内部に収める必要があります。

2年間で約30,000kmを走行していて路面からの衝撃を受け続けた結果、強度を削ぎ落とされたリフレクターはその衝撃に耐えきれずに破損したんだと考えられます。

かと言って緊急を要する困り事ではありません。大きすぎるプロジェクターはヘッドライト・ユニット内でゴロゴロと転がりまわる余裕も無いし、どっかに引っ掛かっているのかガッチリ固定された感じで光軸はブレることもなく安定しています。

ですが先述の通り、光量が減っていてユニット内部にはゴミが転がっていてリフレクターは壊れてしまっているようで、もうこれは殻割りをしてユニット内部の清掃とプロジェクターレンズの洗浄とリフレクターの修理、もしくは自作をしてしまおうと思ったわけで今回はそんな事を記事にしてみます。


土・日の作業だけでは全てを終えることは出来ないだろうから週末ごとに少しづつ進めてみます。

しかも記事を書き出したタイミングで全国的に梅雨入りしました。

ヘッドライトユニットカスタムは家の中に持込んでも出来るので都合はいいですね。

まずはウインカー・リレーをハザード機能付きリレーに変更します。

何故かって?

他にも変更予定のアイテムがあって、それと組み合わせるときっと見た目重視なカスタムに仕上がりそうなのです。

ハザード機能は整流回路を自作して組込んでやれば YZF-R25/R3 の標準リレーでも実現できますが、今回は DAYTONA から販売されているウインカーリレーを購入することにしました。

ウインカーリレー(ハザード機能付) DAYTONA(デイトナ)










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既存のリレーと交換するだけでなく、ハザードを作動させるためのスイッチも別途必要です。

88ハウス ラウド「プッシュ式」防水スイッチ







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インナーパネルの左右に取付けてます。20mmのホールソーで穴を開けるだけです。

このスイッチはお気に入りでして以前に各色をまとめ買いしてます。無色のボタンでLEDが赤、白、青に発光するものとボタン自体が着色されたものがあります。

防水でスイッチ方式もプッシュとロッカーがあって、動作もモーメンタリとオルターネートの各種で販売されてます。

既存のリレーと差替えたあとはハザード用のスイッチとの接続とウインカー配線に割り込みするだけで配線は至って簡単。ごちゃごちゃになるシート下のたくさんの配線の始末をどうするかだけが問題。

特に私の場合はイモビアラームの動作で異常時はウインカーを前後点滅させる仕組みになってるので、既にウインカーの配線に割込みをしてますからね。

で、画像では動作状況は伝えられないので twitter にアップした動画へのリンクを。

ハザードを日常のバイク生活の中で使用する機会があるかというと私の場合は皆無です。

ですが、見た目重視のカスタムを目指しておりツイートでも呟いている通り、せっかく殻割りをするのだから LED シリコンチューブを シーケンシャルタイプに換装します。

シーケンシャルって規則的に続く様子とか順番にとかって意味ですね。

これも車の方では市販車に実装されているみたいですがバイクでは国内向け市販車にはないと思います。

ネットショップなら部品として購入するのは簡単!種類も豊富!

色、長さ、動作速度、流れる方向、等など選択肢が幅広く選べるのがネット通販の強みですね。

購入したのはこちら。

右からも左からも流れる!左右4連シーケンシャル☆彡白LED×オレンジLEDのデュアルカラー!制御リレー付属シリコン ファイバー LEDチューブ長さ:約30cm当商品は【カット可能】です!!










色ですけども無難にホワイト×アンバーで。

道路交通法、保安基準、整備不良など気になる点は事前に調べておきましょう。

長さについては以前に使っていたものと同等ということで350mm以上あればOKです。

動作に関してはまず流れる方向というものがあります。LEDチューブを点灯させるための配線はチューブの片方だけから飛び出てます。ここを基準に配線側からスタートするタイプと配線の反対側から流れるタイプがあります。一般的には配線側から流れるタイプが多いです。

YZF-R25/R3 のヘッドライト・ユニット内部の下側へLEDチューブを這わせる場合、配線側は車体の外側に来るように設置することになります。内側の方からだと配線が丸見えになってカッコ悪いです。

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ヘッドライトケースの内側(ひっくり返してます)からの画像です。

長さは350mmでぴったんこですね。少し長めのタイプを買っておいて切断してもOKです。ほとんどの LEDチューブは切断可能です。規則に従って正しい位置で切断すればちゃんと LED は点灯します。

LED チューブの材質はほとんどがシリコンだと思いますが、シリコンは瞬間接着剤やボンド、セメダインなどでは接着不可能です。シリコン専用接着剤や両面テープがあるのでそちらを使いましょう。

セメダイン ポリエチレン ポリプロピレン シリコーンゴム 専用接着剤 PPX 6gセット CA-522
3M(スリーエム) シリコーンゴム用両面テープ 12mm×20m [4354]










流す方向なのですが、一般的に車体の中心から外側に向かって流すのが普通ですね。右左折時に車体の外から内側に流すと進行方向と反対側に流れてしまって、辺りの人を困惑させてしまうでしょう。

なので、R25/R3の場合は配線側の反対側から流せるシーケンシャルウインカーを購入すべきです。

一般的じゃないやつを買うことを意味するのですけど、最近ではどちら側にも流せることが出来るタイプが主流になりつつあるので心配はいりません。

先程から「流す」を多用していますが、意味が判らないかもしれませんので完成動画を見てみて下さい。

デモンストレーションを目的として色んな流し方をしています。

流れるスピードの調整は出来ません。出来るものも販売されています。私の感覚的には流れる速度がちょっと速いかなと思ってますが。

流れる速度は配置された LED チップの数やチップ間の距離、同時に点灯する LED の数などで決まるようです。

私が購入した物はアンバー色の LED チップが48個配列されていて、片側から順番に4個づつ光るようです。要するに4個の LED チップが1つのブロックとして区切られていて12のブロックが順番に点灯し、全点灯した後に全消灯するを繰り返すようです。全点灯せずに点灯と消灯を繰り返すタイプのものを「追っかけタイプ」と呼ばれています。実際の見た目の感じではこちらのほうが流れているという表現がマッチしています。

シーケンシャルと言っても色んな制御があるみたいなので事前に調べておいたほうがよいですね。


不満点をいくつか紹介しておきますと、ホワイトとアンバーの場合ではどうしてもアンバーが暗く感じます。あくまでホワイトと比較すると暗く感じるだけで目立たないほど暗いわけではないです。実際のところホワイトの LED チップは54個でアンバーより僅かに多い配置のせいもあるかもです。

それからウインカー動作をオフにした場合のポジションへの復旧までにタイムラグが発生します。

アンバーからホワイトの点灯まで一瞬で切り替わりません。僅かな時間ですがどちらとも消灯してしまう「闇」が発生します。気になる人には気になるかもですね。いずれアップデートされることを期待します。

それ以外は不満点はありません。価格も従来品とそれほどの差が無いのに機能と品質はアップしていますから。

当分の間はこれでいきます(*°∀°)=3

夜に撮影した動画がこちらです。一応の完成形です。


ここまでの作業風景を簡潔に。

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リレーの交換。ウインカーへの割り込みは無色透明のビニールで被覆された箇所にある純正ウインカーのカプラーを利用するのが一番簡単ですね。

あとはハザードを作動させるスイッチをフロントの方へ設置しているので、ケーブルもそこまで引っ張り回します。ケーブルの長さは継ぎ足す必要もなく十分に足ります。

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引っ張り回すついでにエアフィルターのボックスを開梱して汚れをチェック。

3万kmが目前の割には綺麗です。でも、汚れてなくても走行距離や使用年数を考慮すれば早急に換えたほうが良いでしょうね。エアフィルターの左横に見えてるのは HID 用のバラストです。


カウルを剥がした状態。

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配線がとっちらかっているのはポジションユニット用のケーブルで不要になる分を撤去するためです。

エキパイが汚すぎますね…。


殻割りました。段ボール箱にヘッドライト・ユニットを突っ込んで目張りしてドライヤーで温風を送り込んで約10分で分解が可能となります。もちろんドライヤーの性能に左右されるので時間は目安です。

火傷するほどでは無いですけど熱いのは間違いありませんので軍手などを装備しときましょう。

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私は手抜きしてしまいましたが、ヘッドライトクリアカバー部は養生テープなどで保護しておいたほうが無難です。

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予想通りリフレクターはバッキバキに壊れてます。リフレクター本来の役割は光の拡散なんでしょうけどプロジェクターを取付けるカスタムにおいてはプロジェクターをユニット内に取付けるためと光軸調整のために使用します。ここまで壊れてしまっては修復の見込みはないのでスチールかアルミプレートで自作します。


リフレクターの自作は後回しにしてプロジェクターを分解・清掃してみました。

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手に持つとずっしりとした重量感があるレンズの内側に赤色のCCFLが仕込まれています。これがレッドアイを演出するCCFLです。このCCFLの色を変えればブルーアイでもグリーンアイでも出来るわけです。

一番手前に見えるのが LOW ビームと HIGH ビームを疑似的に発生させる装置です。LOW ビーム時は遮光板で HID の光を3分の1ぐらい減光しています。光の照射範囲を狭めているのです。

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黒いユニットが電磁石になっていて作動させると遮光板が倒れる仕組みです。減光するものが無くなることで照射範囲が拡がるので HIGH ビームのように遠くまで光を照射することになるのです。


H1型 HID バーナーです。

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セラミックチューブが破損しています。これもリフレクターの破損の影響でしょうか?

HID が暗く感じるのはこれが原因かもしれませんので交換することにします。

DELAM HIDバーナー 交換用 キセノン バルブ ヘッドライト 35W 2個セット(H1 6000K )












ネット通販で取り寄せたバーナーです。近所のカー用品店には置いてませんでした。

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2個で1,600円程度です。これまでは6000k(ケルビン)を使用してましたが今回は5000Kをチョイス。

数値は色温度を数値で示したものです。これまでの6000Kでは夜の雨天走行時に見えづらさを感じていたのでフォグランプ寄りの数値に変更しました。

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空焚きの状況です。ブログの初期の頃にも記載しましたが、HID は初回点灯時に油分が揮発するらしくてプロジェクターに取付けた状態で点灯させるとユニット内部がくすんだり汚れたりするので初期不良のチェックも兼ねて取り付け前に点灯させておくのです。


清掃が完了したプロジェクターを組み立てました。

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点灯させずとも美しい…

アジャスティングボルトを受けるステーから壊れたリフレクターを取り外して、替わりにアルミプレートを画像の様に取付けてみました。

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こんな程度で十分に機能を果たせます。

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プロジェクターを取付けてみました。

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カバーを装着。

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裏側から見た状態。

いずれの写真でもかなりわかりづらいですがプロジェクター本体を取り付ける時に実は純正のバルブの取り付け位置よりも僅かに内側に配置するようにしています。寄り目にしているってことです。

理由は「寄り目にしたほうがカッコよく見えたから」です。

外側に配置したり純正のバルブと同じ位置にしたり試してみたのですが、寄り目の位置が自分的には一番の好みの位置だったのです。


この状態で組み立てた画像がこちら。

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金具が丸見えです。他人は気付かなくともオーナーとしてこれは気に入らないです。

破損したリフレクターの外側だけでも再利用して金具が見えないようにしたいと思います。


再び殻割りを行うわけですが、ヘッドライトユニットを効率的に取り出すべく、カウルをバラすこと無く外せないかチャレンジしてみました。慣れたとは言え、カウルを取り外す作業は面倒ですから。

結果がこちらの正面画像。

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左前から

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これ、知ってる人は知ってるんですかね?私にとってこれは画期的な出来事でした。

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最初にインナーパネルを外しておいて部品番号19のボルトを左右とも外してしまえばサイドカウルが緩むのでアッパーカウル先端に掛かっているツメを外すことが出来ます。このツメさえ外せればヘッドライト・ユニットは取り出せます。

この方法はバラすときは簡単ですが、戻すときは少々大変でした。でも、カウルばらしてやるよりは効率が良いです。


再び殻割りをして、破損したリフレクターを流用します。

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こんな感じで

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マスキングテープで形を保持しつつ

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ユニット内部に取付けます。

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プロジェクターには上・下の概念があります。プロジェクターから照射される光は上がカットされた半円の形をしています。逆さまだったり傾けて取付けると半円にカットされたカットラインと呼ばれるラインが斜めになったりしますので取付ける際には注意が必要です。


ほぼ完成しましたね。次回は光軸調整の様子などを記事にしてみたいと思います。


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