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アイラインカスタムの続き [イカリング]

ずいぶんと時間が経ちましたけどアイラインカスタム【2017-06-12】の続きで光軸調整の話です。
YZF-R25_vanilla
最近では2輪車でも多様な車種で見られるようになったプロジェクターヘッドライトカスタム。アイラインを装備しているのもよく見かけます。
車種ごとにアッセンブリ済みの製品も販売されていて容易にカスタムを楽しめるようになってきました。
バイクの顔の一部であるヘッドライトをカスタムするということは、同じ車両のオーナーは勿論のこと、バイクに興味ある人へオンリーワンなバイクだという印象を与えるには絶大な効果を発揮します。
YZF-R25・R3のヘッドライトは2眼逆スラントヘッドランプ(スラント=傾斜)と呼ばれ、正面から見て左側が常時ロービーム点灯です。ハイビームにすると右側も点灯して両眼とも点灯状態になります。
YZF-R25.jpg
2眼タイプのヘッドライトのくせに常時点灯は片目だけというのが気に入りません。
バイクに詳しくない人がR25を見たら「片方のライトが切れてる!」とか言い出しそうですよね。個人的にはローだろうがハイビームだろうが両眼とも点灯してる方が好みです。
それからハロゲンランプの色温度と光束も好みじゃない。どちらも感じ方は個人差が生じるものですけどポジションランプの色味の違いも相まって尚更好みじゃないです。
R25・R3のオーナーなら一度ぐらい検討したことあると思うんですよ。常時両眼点灯、両眼ハイビーム切替にカスタムできないか?って。
純正のH7バルブをH4バルブに取り換えることで実現できそうですけど、バルブの台座の形状が違うだけではなく左右でリフレクターの形状が全然違うことを知って無理だと悟ることが出来ます。
で、リフレクターの形状に左右されることのないプロジェクター化はこれらの問題を一発で解決することが出来るのです。
そんなわけで私のR25は購入後すぐにヘッドライトカスタムを初めたわけですが、これまでに記事にしてきたなかでそのプロジェクターの外観的な美しさばかり伝えててヘッドライトとしての機能だとか光軸調整を取り上げてませんでした。
SNSで相互フォローして頂いている方達の中には自らの手でプロジェクターカスタムを行った人や、アッセンブリ済み製品を購入して取付けた人達がたくさん居るのですが、そんな人達の中にしばらくして純正のヘッドライトに戻してしまったなんて報告を受けることがあります。
その理由が対向車や先行車から「眩しすぎる!」とのクレームを受けるからだそうです。
この他人の車両から照らされるライトが「眩しい!」って感じる時の感情は形容し難いものだし、ハイビームで照らし続けることは重大なマナー違反みたいな風潮がありますよね。
ライトなんですから明るく照らしてくれなければ本末転倒なわけですが、光軸調整が出来ていない場合はハイビーム状態でずっと照らし続けるようなもんでして、そんな状態は他人様を不機嫌にするだけでなく相手の運転に悪影響を与え、互いを危険に晒すことになりかねません。
そこで今回は私のR25のプロジェクターヘッドライトの光軸調整の様子を記事にしてみます。
私の場合は一度もクレームを受けたことはありません。光軸調整は慎重に行ってますし、適度にズレたりしていないか確認作業もやっています。一度バッチリ調整が出来たとしても、暫く乗っていると狂ってきたりしますから普段から点検することをお勧めします。
まずは純正のヘッドライトの光軸と配光の状態写真。
P1260868.1.jpg
スクリーン越しに見てます。壁までの距離は2.5m
P1260869.2.jpg
左側の写真がロービームで右側の写真がハイビームです。YZF-R25・R3のヘッドライトは左右でバルブの取付向きが上下で180°違うし、リフレクターの形状にも違いがあってそれらの違いで配光を替えてハイビームを演出しています。
写真はありませんが、ロービームの配光が一番集中している場所とカットライン(光と暗闇の境目)にテープなどで目印になるように壁にマークをしておいて、そのまま真っ直ぐ壁から10mほど離れて同じようにロービームを点灯させます。
配光が集中している場所とカットラインが先程マーキングした位置と殆ど同じになるか、もしくは10m離れたときのほうが僅かに下の位置にズレる程度なら光軸が出ているといえます。上の方にズレたり、真っ直ぐに後ろに下がったのに左右のどちらかに大きくズレるならば調整を要します。
厳密にやるならばインターネット上でエルボー点とかカットラインとか光軸調整で検索すると、車検での合格基準に沿う数値で説明しているサイトがたくさん有るのでそちらを参考にしてみて下さい。
カスタムヘッドライトを行ったR3の場合は適正な調整が必要です。ここでの話は車検を通すためではなく、あくまで周りの車両に迷惑を掛けないカスタムされたヘッドライトの調整を行うためのもので参考程度にして下さい。
ロービーム状態でほぼ正面から撮影したプロジェクターヘッドライトのR25です。
P1120559.1.jpg
私が掲載している写真はスマホもしくはミラーレス一眼カメラで撮影しています。
ミラーレスカメラの場合はファインダーは電子式なので直接光で目を痛めるようなことはありませんが、一眼レフカメラの場合は直接光を見るようなものですから気をつけたほうが良いと思います。
画像ではこんな感じに写りますけど、実物は眩しくて直視は出来ません。
P1180219.1.jpg
先程の写真より僅かに下方から撮影してはいますけど、正面から見て左目は光軸が若干上向きになっています。
正面から見て左側のライトが上を向くのは典型的なまずいパターンです。
こんな風にならないように調整しましょう。
ただし、これまでの記事にも書いてきましたがプロジェクターを取付けるにあたり、光軸調整用のアジャスティングボルトを介してプロジェクターの向きをヘッドライトボックス内で調整できないようになっている場合はどうしようもないですよ。リフレクターにプロジェクターを固定して取り付ける方法が純正と同様の方法で調整が出来るのでお薦めです。
プロジェクターヘッドライトの配光と光軸の様子です。ロービーム状態です。純正の時と同じく壁までの距離は2.5mです。
DSC_0522.1.jpg
カットラインがくっきり出ていて配光もカットラインの際で中心にあります。ほぼ理想的です。
中心付近でカットラインが2箇所ほど段差になっているのがよく分かるかと思います。これがエルボー点と呼ばれるものです。
P1180074.jpg
上写真の中央下付近にある部品にロービームカットラインを作り出す部品(遮光板)が見えてます。
P1180077.jpg
この写真のほうがよく分かるかも。カットラインの形状そのまんまのスチールプレートがわかりますね。
2個のプロジェクターを付けているから壁には2箇所でエルボー点が見えてるわけです。わざわざ段差が付くように遮光している理由は、日本は左側通行であって対向車とは右側ですれ違うのでそれに配慮して右側は出来る限り上側を照らさないような工夫がなされているのです。これはプロジェクターに限った話ではなく一般的にヘッドライトはそのような仕組みになっているか調整されています。
なので通販などでプロジェクターを購入する場合は日本仕様とか日本国内向け等の記載がある商品を購入しないとカットラインが逆のタイプもありますので注意して下さい。世界のほとんどの国が右側通行であり、この手のパーツのほとんどがmade in 大陸でして、日本をターゲットに作られているわけではありません。
先程の壁を照らしている写真のは光が水平に拡散せずに僅かにカットラインが右上がりになってるのが失敗です。これは正面から見て左側のプロジェクター本体が時計回り方向に僅かに回ってズレているせいです。光軸調整とは別の原因です。
下の写真は初めてヘッドライトカスタムをやった時のものなのでズレてる方向が一致していませんが参考に見て下さい。このプロジェクターの場合、本体の外側にデザインとして出っ張りが上下左右に4方向あります。このうち左右の出っ張りが一直線にまっすぐになるようにプロジェクターを回転させて調整し、固定しなければなりません。ちょうど画像に記した赤い線のようにです。ちなみに下の写真のは右目が左下がりのようですね。
DSC_0010.jpg
で、プロジェクターの場合でも純正のヘッドライト同様に壁にマークを付けて、遠くからライトを照らして上下左右に大きくブレてなければOKなのですが、私の場合は違う方法で光軸を調整しました。
先行車にクレームを付けられない配光を最優先に光軸調整を行っています。
具体的には下の図のように壁ではなくて実際に車を置いて調整します。車種はまぁなんでもいいと思うのですが普通車のほうが車高が低くて不利な条件を作れると思うのでプリウスみたいなのをお勧めします。
で、調整する場合はお手伝いが一人いると作業が捗りますよ。場所は平らな広場で行って下さい。
車までの距離なんですがこれは普段の走行時の車間距離ぐらいに設定します。
私の場合は5~8mぐらいなので小さい数字の方の5mの位置に車とバイクを配置して調整しました。
車とバイクの配置を終えたらお手伝いの方にはドライバーズシートに座ってもらって、バイクのオーナーはバイクに跨って車体を真っ直ぐにし、ロービームで車を照らして下さい。で、下図のように車内にライトの光が入らないギリギリの位置に光軸調整を行って下さい。この時、ドライバーの方がルームミラーで眩しく感じないかを確認してもらいます。一般的には眩しくも何とも無いはずなんですが、まれにプロジェクターレンズの不良だったり、レンズの汚れがあったりでカットラインがキレイに出なかったり配光が散乱する個体があったりします。
その場合は残念ながら別の個体を準備するしかありません。
また、バイクはライダーの体重やサスペンションのヘタリ具合、タイヤのサイズ変更や空気圧等で姿勢が変化します。
誰もが同じセッテイングにならないのは当然で車内にライトが入る位置にしかならない場合は、最大でルームミラーに当たらない位置になるように調整して下さい。アジャスティングボルトの調整で収まりきれない場合はフロントフォークの突き出し量を増やして調整するという手もあります。が、そのレベルの場合はプロジェクターがヘッドライトユニット内部でずいぶんと上向きな姿勢で取付けられていると思うので確認をしてみて下さい。
フェンダーミラーには配光が届かない位置のはずなのでフェンダーの確認は不要です。
まずはこの位置になるように調子してみて下さい。
car_back1.jpg
光軸調整の方法はオーナーズマニュアルに記載してあります。
電装-3.jpg
調整が済んだら、壁の時と同じようにそこから10メートルほど真っ直ぐ車を進めるか、バイクをバックさせて同じようにロービームで照射します。離した位置でカットラインが同じ位置になるか、僅かに下にずれた程度なら調整は不要でOKとします。上にずれる事はあまり無いはずなのですがルームミラーを超えるほど上方にズレた場合はルームミラーにギリギリ当たらない位置になるように光軸調整を行って下さい。10m以上の距離を離しているので、僅かな調整で大きくカットラインは動くはずなので丁寧に作業しましょう。
こんな感じですね。
car_back2.jpg
この状態で最初の距離に戻すとわずかにカットラインは下に移動してるはずですね。なんせ下げの調整を行ったわけですから。この調整状態で実際に道路を走ってみて光の照射範囲に不満がなければ調整は完了です。
下方にズレすぎた場合はこれの全く逆をやれば良いだけです。ちょっとだけ上方に調整し直して、近距離に再配置して最終確認した時にルームミラーにカットラインが当たらない位置で留まっていたら調整完了です。
ちなみに対向車がいる場合はこんな感じになります。
car_back3.jpg
右側のカットラインの意味がわかりますね。
この状態をきちんと作り出せればクレームなんて起きないはずです。
で、実際のロービーム写真がこんな感じです。画質がめちゃ悪くて解りにくいかもですが。
DSC_0003.jpg
まず、手前2mぐらいは殆ど光が届いていません。明るく見えるかもしれませんがこれは私のバイクにはホワイトのアイラインが仕込んであってその明かりのせいです。
が、実走行で手前の2mが見えなくても全然問題はありません。
遠くにカットラインが見えてますがこの距離が約35mです。
かなりの広範囲が見えてるような感じがしますがそれはバイクが直立な状態のときだけであって、コーナーリングの最中はカットラインが車体と同じように傾くのでイン側の奥は闇に包まれます。
そしてどんなに光軸を調整しても左コーナーのバンク中は対向車にメチャクチャ明るい光を浴びせながら駆け抜けていくことになります。まぁこれはプロジェクターでなくても同じ事なんですけどね。
簡単にアジャスティングボルトを回して調整しましょうなんて書きましたが、狭い場所に手を突っ込んで手の甲には擦り傷を付けながら微調整するのは実際には大変な作業です。特にこれからの寒い季節に行うのは手がかじかんで辛いですがプロジェクターランプとCCFLの淡い光が作り出す美しさは堪りませんよ。
この記事を作成している最中に川崎重工業から新型のninja 250 と400の発表がありました。
姿・形が非常にR25ライクだったわけですけど、HONDAのCBR250RRと同様にヘッドライトはLEDを採用しています。R25・R3も新型が出ればおそらくLEDを装備してくることでしょう。そうなると現行モデルで流行しているプロジェクターヘッドライトやイカリングカスタムは終焉を迎える事になりそうです。
CCFLもすでにCOBやLED+アクリルチューブに移り変わっています。
プロジェクターカスタムを検討中の方は早目に結論を出したほうが良いかもですね。
私も市場からCCFLが無くなる前に幾つか購入しておこうと思ってます。
P1050222.jpg
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